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この連休はTigerで遊ぶ毎日。動作確認で気になった事が三点。
![]() 以前から、名前というものに興味があったため、名前に関係する新書、文庫はつい手にとってしまう。本書はまさにそのままのタイトルなので躊躇無く購入した。 森羅万象、あらゆる事象に名前がついている。正式な名前が決まっていないものにも、仮称あるいは整理番号がついている。名前の無いものは「存在しない」事と同義である(って何かのミステリで読んだ気が...)。 自分で名前を付ける機会に恵まれると、いつも大変な時間をかけてしまう。例えば、メールアドレスやネットワーク上のコンピュータ名、ペットや自分の子供など...携帯のアドレスは結構頻繁に変更するのでそれほどこだわっていないけれど、例えばペットの名前には非常に時間をかけた。別に人間と違っていつでも改名できるけれど、やっぱり一生ものという印象があるためかな。 いずれにしても、名前に関する蘊蓄が一杯詰まっているため、調べたいときには便利かも。でも、この本、別に事典ではないと思う。 ![]() 日本語通訳の愉しさと難しさを説いた一冊。同時通訳における誤訳が招いた政治的軋轢や外交の難しさをわかりやすく教えてくれる。 たった一言の誤訳が思いもかけない結果となり、例えば戦争に発展する事もある。翻訳と通訳とでは、即時性という点で大きく異なる。一冊の本を翻訳するのであれば時間をかけて推敲し訳語の言葉、文化に最もしっくりとくる訳を選択する事ができるが、同時通訳ではその時間がない。即座に対応しなければならない。言葉を訳すとは文化を訳すと同義であり、両語が持つ文化的背景までを熟知した上で通訳する必要がある。そこに通訳の難しさがあるが、訳語に命を吹き込む事ができるのも通訳の特権であり、名訳を生む事にやりがいがあるのだろう。
ここに書影をアップする際に、画像の大きさが一定でないとなんだか見苦しい...そんなときに役立つのが「iResize」。
複数の画像ファイル(.jpeg, .pict, .tiff,.gif, .psd形式)の大きさをまとめて変換してくれるので、一定の大きさにリサイズするのに非常に便利。 ![]() ギャラリーフェイク最終巻。最後の最後ということで、これまでの登場人物が続々と登場。アクション盛りだくさんで、いやでもクライマックスだと感じる。 これまでに32冊も続いた「ギャラリーフェイク」だが、アートと時事ネタを組み合わせた切り口は新鮮だった。これほどの量のネタをよく排出し続けられたなと感心。今から読み返すと結構忘れているネタも多いけれど...(フランスW杯のチケット騒動なんて、気づくのに結構な時間がかかった)それでも、再読性は十分にあると思う。 ![]() 今、なぜか義経が流行っているらしい。それに便乗して「義経記」を中丸流にアレンジしたフィクション(?)。相変わらず登場人物の多くがコテコテの名古屋弁を操り、そのため人間味が増している。 それにしても、義経をここまで落とし込むのはすごい。これまで、義経には「たおやかで繊細」と中性的なイメージを持っていた。これまでと全く異なる切り口だったので新鮮だった。この点で帯の文句に偽りは無かった。ただ、その論拠となる文献に偏りがあるような...面白いから良いんだけど、ね。 中丸明:好色義経記、新潮社、新潮文庫 ISBN:4101498245、2005.4.1、400円
昨夜は夕方に届いたMac OS X 10.4「Tiger」のセットアップに明け暮れて、夜更かししてしまった。
今までのバージョン10.3.9と何が違うかと言われても、見た目には特別な変更は感じられない。「dashboard」は見た目には新しいけれど、これまで「Konfabulator」を使っていたウィジェットと同じ機能のものが多くて、特別な目新しさは無かった。「Dashboard」で一番便利なのは、「英辞郎ウィジェット」かな?それ以外はほとんど使う理由がない。「スティッキーズ」ウィジェットがもう少し融通のきく出来なら使い勝手が格段に上がったと思うけれど。 Exposeはマウスの中ボタンに割り当てていたけれど、Dashboardは割当先がなくて、歯科たたなくcmd+中ボタンにした。両手を使わないと行けないのが一番の問題か。CocoaGesturesでなんとかならんかな。 もう一つの目玉である「Spotlight」は索引を作るのに時間がかかりすぎて、まだ十分に使用していない。ただ、インクリメントサーチって、日本語にはつらいよな〜。英単語ならば使い勝手は良いかもしれないけれど、日本語はいちいち漢字に変換しないといけないから、ひと手間かかってしまう。 動作確認の結果 ・Konfabulator:正常に動作。 ・GeekTool:正常に動作。ただし、設定時にリドローされないことがあった。 ・CocoaGestures:正常に動作。 ・Palm Desktop&MissingSync:正常に動作。 ・携帯シンク:正常に動作。 iSyncの同期性能は上昇したように感じれられる。.Macとの同期だけは別にやらないといけないので、そこは面倒に感じるが、どうせ自動同期だから問題ないのか。 「Tiger」で一番のお気に入りは「Mail」に導入された「スマートフォルダ」。これは使い勝手がとても良い。重要メールの抽出が簡単にできてとても嬉しい。ネット上で登録した際のユーザIDやショッピングのパーチェスを調べるのがとても楽になった。 逆に一番気に入らないのは、ウェブデザイン。Appleメニューから「MacOSソフトウェア...」を選択したら、「そんなページは無ぇよ」って怒られた。対応するページくらい準備しておけよ... あと、iPhotoがインストールされなかったのは自分だけですか?今はiLife買わないとだめなの? ![]() サブタイトルからすでに期待大だったけれど、内容は予想以上の展開でした。 以上。 今野緒雪:マリア様がみてる、集英社、コバルト文庫 ISBN:4086005689、2005.4.10、438円 # by tascabile | 2005-04-10 10:05
![]() 標題作を含む10作品が収められた短編集。10人の女性それぞれの恋愛(あるいは人生)をするどく切り取ったいつもの「江國節」はなお健在。今回はせいぜい20ページしかない短編ばかりのため、その滑らかな切り口には登場人物の生き方そのものが見えていて、息苦しさすら覚える。なんだか満員のサウナに入っているみたいな感覚。小説だってわかっているけれど、一生懸命に恋愛をしている人って他人には息苦しく感じるのかしら。特にこの作品の場合、どの場面の描写をとっても切なさが溢れている。 短編小説は、終わり方が本当に難しいと思う。バリを残さず綺麗に斬らないとざらつき、エグ味が後に残り、作品の印象が変わってしまう。しかし、その点、江國香織の切り口は本当に滑らか。まるで金属ナトリウムをペティナイフで削いだみたい。切った瞬間に切り口が光ったかと思うその刹那、すぐに酸化して黒ずんだ寂寥感が残る。 江國香織:泳ぐのに、安全でも適切でもありません、集英社、集英社文庫 ISBN:4087477851、2005.2.25、457円 ![]() 明治、大正から戦後までの住宅の間取りにスポットライトをあてて、間取りからその時代を読むというアプローチを試みている。各部屋ごとに分かりやすく説明してあるため、その部屋の機能や住宅における位置づけがどのように変化したかがよくわかる。例えば、現在の住宅の多くに配置されている「居間」の扱われ方を見ると、「誰もいない部屋」として、その存在そのものが疑問視されており、日本の狭い住宅において非常に大きな無駄があると共感した。また、寝室にしても、「眠るだけの部屋になっていないか」と現在の使われ方に問題を提起している。たとえ自分が居間もない狭いアパートに暮らしているとしても、その使い方を変える事で生活の幅が広がるのではないかと思った。 内田青蔵:「間取り」で楽しむ住宅読本、光文社、光文社新書 ISBN:4334032893、2005.1.20、740円
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